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先月の話題からダンスキューブより
今月はヨーロッパからお届けいたします。

4月21日から27日まで
Rigas Pavasarisが開催されました。
今年で10周年を迎えるこのフェスティバルに19ヶ国から700人もの人が集まりました。期間中は、ダンスコンクール、展示会、公演があり華やかに賑わいました。
私は今年で三回目の参加となり、今年もコンクールの審査員を務めた他、10周年記念ガラで踊らせて頂きました。
このコンクールの特徴は、参加者が文化を共有しあい、一緒に食事をしたり観光したりと国際的な交流の場となっている事。キリキリした雰囲気は全く無く、常時ゆったり和やかな雰囲気が特徴です。
4月26日は、授賞式、そして授賞者によるガラ公演が行われました。
今回の日本人受賞は、ワイダンスカンパニーからジュニアアマチュアクラッシック部門金メダル、銀メダル、そしてモダンシニア部門で銅メダルをワイダンスカンパニーからの出場者が受賞。又、ベルリン国立バレエ学校から参加の方も金メダルを受賞しました。
私は、ガラ公演の朝に、ワークショップの講師を務めました。
参加者が旧ロシア圏、ロシア、ヨーロッパ、など各国から訪れていた為、英語ロシア語交じりのクラスで楽しい一時でした。

4月26日
リガオペラ劇場にて、『ライモンダ』を観ました。
2015年3月27日に初演を迎えたところの新作で、短く完結にまとめてあり、見やすく良く出来た作品でした。
この日の主役カップルは、この作品の主演を初めて踊ったという事で、少し硬くなっている部分もありましたが、素晴らしいラインの持ち主で将来が楽しみなバレリーナ。
クラッシックのオリジナルに近い振付、構成でした。
キャストスタッフ
指揮: Jānis Liepiņ
振付構成: Aivars Leimanis
セット衣装: Ināra Gauja
照明: Kārlis Kaupužs
振付補佐: Irina Čistjakova, Inese Dumpe, Aiša Sila


4月27日
リガコンクール10周年記念ガラ公演が、RigaのDailes劇場にて行われました。
二時間半のガラ公演にはベラルーシの民族ダンス、日本からも日本の四季から和風の作品を、ロシア、ラトビア、ドイツ、エストニアなど各国のダンサーが集いました。
コンクールで受賞した人も数名参加、後はゲストダンサーによるガラ公演でした。
印象に残ったのは、リガオペラ劇場から『ロメオとジュリエット』のパドドウ、ネオクラッシック版の作品で感情と動きが絶妙に掛け合い素敵でした。
モスクワからの参加でコンクールでも金メダルを獲得した『くるみ割り人形』よりパドドウは、初めて見たバージョンでしたがとても音楽的で素敵、一度踊って見たいと思う振付でした。同じくモスクワから参加で銀メダルを獲得した『ジゼル二幕より』のペアも二人共ラインが素敵、印象に残りました。
ミンスクの民族舞踊は、民族ダンス部門で金銀同時受賞、迫力ある男女10数人がダイナミックな踊り、心に伝わる踊りなど三作品を踊りました。
日本からは、ワイダンスカンパニーが『日本の四季』から『秋』を着物風の衣装で踊り、日本の風を届けました。
その他、リガの振付家による『サロメ』から、重く心に伝わる作品で魅力的、子供達によるグループダンスは微笑ましく、その他クラッシックバリエーションまで幅広いプログラムで観客を魅了しました。
リガコンクールには来年も行く予定です。


4月30日から5月9日迄ベルリンでワークショップを行いました。
日本から、才能溢れた子供達をお連れし、皆素敵な経験を一杯しました。
私が、今後続けて行きたいことの一つ。
海外との架け橋プロジェクトです、今回も盛り沢山のプログラムでした。
ベルリン国立バレエ団学校で数日間お連れした日本の子供達だけでワークショップをみっちりして頂き、数日間はバレエ学校の生徒に混ざってレッスンを受けました。
実際に学校の生徒に混ざってのレッスンでは、言葉の違いがあったにも関わらず、皆、見様見真似で必死に食らいついて行き楽しそうにレッスンしていました。素晴らしい経験だっと思います。
学校の先生方は本当に熱心で素晴らしい方々ばかりで、私自身も感謝と感激の毎日でした。
そしてワークショップ最後の2日は、ウラジーミル・マラーホフ氏の特別レッスンなど盛り沢山のプログラムでした。
5月1日
白鳥の湖鑑賞
キャスト
オデット、オディール:クラシーナ・パブロワ
ジークフリード:マリアン・ワルター
ロットバルト:アレクセイ・オレンコ
クラシーナは、まだソリストですが最近成長株のブルガリア出身バレリーナで、マラーホフ元監督も大切に育てていたダンサー。マラーホフ元監督、私がプロデュースさせて頂いたバリエーションDVDにも出演しています。マリアンとのペアは始めて見ましたが、とても良かったです。
日本からお連れした若いバレリーナの皆も、一日前に日本から到着した所でしたが、生演奏の迫力、そしてヨーロッパのバレエを観て感動していました。

5月5日
バレエ学校でのレッスン最終日でした。その後
コミッシュオペラにて
『MULTIPLICITY. FORMS OF SILENCE AND EMPTINESS』
を観劇。
振付演出: ナチョ・デュアト
音楽:ヨハン セバスチャン バッハ
バッハの有名な音楽に合わせ総勢20人位のダンサーが次々に、色々なスタイルの小品を見せて行き飽きない素晴らしい作品だと思いました。
照明も美しく、バッハの厳かで鮮明な音楽に良くあっていました。
満員で無かったのが残念でしたが、素晴らしい公演でした。


5月6日、7日
ベルリンダンスアカデミーにて2日間のワークショップ。
元、ボリショイバレエ学校教師で、ニーナ・カプツオーワやスベトラーナ・ルンキナ、マリア・アレクサンドロワを育て長年ベルリン国立バレエ学校の教師ラリッサ・ドブラジャンのレッスン。
モダンクラス。
そして、ウラジーミル・マラーホフ氏が特別レッスンをして下さりました。マリンスキー劇場で5月5日、ボリショイ劇場で11日に公演があり、ディアナ・ビシニョーワと共演しているその忙しい中、このワークショップの為にベルリンに来て下さり皆のバリエーションレッスンをして下さりました。本当に、空港から直行でスタジオに来て下さり、翌日は、夜にレッスンが終わってスタジオから直接空港に向かわれました。
素晴らしいレッスンで、きっと一緒にベルリンに行った一人一人の心に伝わり忘れられない日になった事と思います。
毎日、若いバレリーナと過ごすのは自分にとっても色々と発見があり勉強にもなりました。
自分が、13歳で初めて海外のワークショップに参加したのがワガノワバレエ学校でした。その時の衝撃が私のバレエ人生の大切な事を決めるきっかけになりそれが土台となりました。
どこでどうなるか、何がきっかけでどうなるか、そのきっかけやチャンス、経験を少しでも多くの子供達に与えていけたらと思っています。

来週は又ベルリンに戻り、5月中旬からは、東ヨーロッパで又私にとっての始めての経験をします。
又、来月楽しみにしていて下さいね。

針山愛美
www.eiarts.net




posted by: 針山愛美3姉妹 | - | 12:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
スロバキアでラ バヤデール

5月17日〜
ハンガリーのブタペストに到着し、そこから車で走ること2時間半。ハンガリーの雄大な大地を走り抜けスロバキアの第二の都市、コシシェに到着しました。とても素晴らしい街ですぐに大好きになりました。

この町にある劇場は、本当に美しく素晴らしく、小さいですが本当に豪華。1899年に建てられ戦争の被害もなくそのままの形が残っているそうです。
この劇場で9月にマラーホフ版の『ラ・バヤデール』が上演されます。
今回は、その振り付け指導をするために、この町に来ました。
私にとりまして、バレエ団で振り付け指導するのは初めてですので、責任感を感じながら仕事をさせて頂きました。
自分が踊っている時にはそこまで気にならなかった部分も、見本を見せて振り移しするという事は全てを把握していなければいけません。
日々リハーサルが終わってからも、確認、予習、チェックなど時間の掛かる作業でした。ダンサー以上に、指導者は全てを把握していないと、きちんとした振り付けを伝えられないことを痛感し日々勉強の日々で、『ラ・バヤデール』丸秘ノート一冊出来上がりました。(笑)
このような機会を与えてくださったバレエ団のディレクター、アンドレイ・スハーノフ氏とマラーホフ氏には本当に感謝です。
滞在中に、沢山のオペラ、バレエも見に行きました。
(ダンスキューブ掲載文から抜粋)
posted by: 針山愛美3姉妹 | - | 02:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
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