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今からバヤデルカ本番、、、思いがけない怪我2006.06.01 Thursday
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思いがけない事が起こりました。
実は1月末に舞台リハーサルで左足を激突して薬指がいまだに痛く腫れていました。
突き指という診断を受けて、治るのには時間がかかるけど踊っても大丈夫という事で、
この4ヶ月踊っていました。
初めは歩くのも出来ず(今になって書きますが)、最近でもポアントで本当に痛くて、
だんだん心配になってきました。
そこで、先々週お医者さんを紹介してもらい4時間も待たされたけれど見ていただきました。
MRI(MRT)というマグネットを使ったX-rayで精密レントゲン撮ってもらったら、
ひびが入っているとの事。
びっくりしたと共にほっとしました。
原因不明、突き指と言われて4ヶ月も痛いのはおかしいと思ったのですがこれではっきりしてよかったです。
そして、4週間と言われましたが、2週間固定してもう一度様子を見てもらう事になりました。
今更(4ヶ月も踊っていたので)なので今日のバヤデルカには出演しますが、
明日から2週間はオフです。
お医者さんにも話をして夢コンサートのこと言ったら、それまでには大丈夫だそう、、
しばらくゆっくりして、この間に何かいいアイデアでも浮かぶよう頑張ります。
これもそのための時間だと思って。。。
針山愛美
Emi Hariyama
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アプル公演無事終了しました。2006.06.03 Saturday
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今日はシアターアプルの本番でした。
昼夜2回公演の前に通し稽古もあり、3回公演のようでした。
今回は、急に出ることになったので練習は通し稽古を入れても3回ほど。
今日の本番は(床が)タップダンスのための木の板で踊らなければいけなかったので、
1回目は足がすべって大変でした。2回目は、少し落ち着けたと思うのですが。。
一緒に出演したダンサーさんたちとの一枚です。
遠い所から足を運んでくださった方や、久しぶりに会うことができた皆様、
お会いできてとても嬉しかったです!ありがとうございました。
昨年のディナーショーと今年4月にも舞台でご一緒させていただいた
未唯さんもわざわざ観に来てくださり、本当にありがとうございました!
客席がステージに負けないくらい、華やかでした!
針山祐美
Yumi Hariyama
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バレエ発表会とバリーボンズ2006.06.07 Wednesday
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6月3日のエリソンバレエの発表会は無事に終えました。生徒の本番に強い事!意識が変わるからでしょうか、彼女達の舞台での出来は素晴らしかったです。舞台上でのみんなの笑顔も一段と華やかで、練習では失敗が多かった部分も本番では成功!それぞれ生徒達はこの舞台で沢山の部分を克服したし、いい経験になった事だと思います。
第1部でピアノを弾いた私は、実は本番前日のリハーサルの後にかなりの変更があり深夜1時までディレクターのエリソンさんと打ち合わせをし、音楽の寸法や色々なことが変わったので、それをメモしてピアノに置いて、当日はリハーサル出来なかったのでブッツケ本番でした。
彼女達に迷惑をかけないように演奏しないと!と思い、実力不足ながら私のピアノの技術的ミスは少しあったのですが、全体の流れは上手くいきました!
6月4日の日曜日は今年初めて野球を見に行く事に!久しぶりに日曜日らしい過ごし方。NYメッツとサンフランシスコジャイアンツの試合を見ました。バリーボンズがホームランを打たないかな〜?と期待していたんですが、この日はホームランは出ず。足が痛そうで、ヒットを打っても早く走れないので少し胸が痛みました。でも715本のホームランを打ったなんて本当にスゴイです。延長12回でジャイアンツが勝ちました。メッツの松井が見れなくて残念。日光の下で日曜日を過ごしたので気持ちよかったです!
針山真実
Mami Hariyama
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今日は撮影!(1年前のルイジドキュメント)2006.06.08 Thursday
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昨日今日は特殊な写真を撮るために、スタジオで撮影でした。
いろんな装置を使ったり、照明を変えたりしながら撮影するのですが、
昨日一番頑張ったのは、平均台の上での開脚です。
少しバランスを崩すと落ちるような気がして、はじめは怖かったのですが、
しばらくするとコツが掴めてバランスが取れるようになり、
最終的には平均台の上に開脚したまま休憩ができるくらいになりました。
でも、12時間以上そんなことをしていたので、
さすがに、付け根、おしりなどなど、あちこち筋肉痛になってしまいました。
この機会にもっとストレッチをしたいと思います!
撮影といえば、
ニューヨークにJazz danceで超有名なルイジ先生がいらっしゃいますが、
ちょうど1年前頃にニューヨークで、彼のジャズダンスクラスを受けていて、
その時に彼のドキュメント番組を撮っていたのですが、
やっと完成したそうで、とうとう放送されたよ!と友人が連絡してくれました。
忘れていたので、あ〜と懐かしく思っていたのですが、
真実に聞くと番組の最初にアップで映ってたよ!ということで、
ルイジ先生はアメリカの人間国宝にあたる方ですし、
アメリカではレッスンを撮影するなんてプライバシーの問題上、
普通は不可能なのでこれは貴重なVTRになりそうです。
これは、その時。
普段はほんとに優しいおじいちゃんみたいですが、
音楽がかかると80歳すぎとは思えない軽やかなステップを踏まれます。
ハリウッド女優やかつてのブロードウェイのスターが彼を慕ってレッスンに来たり、本当に楽しんで踊る人たちばかりでハートが刺激されるレッスンです。
針山祐美
Yumi Hariyama
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バレエ:シンデレラ(ABT)2006.06.11 Sunday
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アメリカンバレエシアターのシンデレラを見てきました!
新バージョンで新しい振り付け&構成。James Kudelkaによる振り付けでニューヨーク初演でした。
配役はシンデレラが、ジュリーケント。王子様がマルセロゴメスでした。
ジュリーケントはエレガントでラインが綺麗。マルセロゴメスはテクニックの技もすごくて演技もとてもよかったです。
1幕ではシンデレラは裸足、ジュリーケントが裸足で踊るのを見るのは貴重じゃないかな、と思いました。1幕の終わりで魔女にポワントシューズと衣装を貰い、舞台上で早業でポワントを履いてすぐ踊りだします。私のバレエの先生が昔、ポワントシューズはすぐ履けないと駄目だから早く履く練習も必要!と言ってましたが、まさにこのシンデレラは早履きしないとダメですね、履き直しなんて出来ません。
2幕はガラスの靴らしいポワントで踊り、3幕は靴を片方落として来てしまうので片足のみポワント、片方は裸足。それで踊るのはやりにくいだろうなぁ〜と思いました。それでも綺麗だったジュリーケントはさすが!
かぼちゃが出てきて踊るシーンや、世界を回って靴が履ける女性を探しに行くシーンはとても面白くて、スペインやインド、日本などを王子と4人の付き人が回るシーンは楽しかったです。
姉妹のやりとりもすごく面白い!コメディーを見ているようでした。お客さんも笑っていてみんな楽しんでいました。面白おかしくも、すっごく複雑な振り付けをやりこなすのはさすがABT!
私としてはもう少しドラマティックなパドドゥや主役にはもっとバレエらしい部分もやって欲しかったです。最後は特に愛のパドドゥが見たかったな、と思うのは私の意見ですが。
衣装は全員普段着に近い服装でスーツやスカートなどで現代らしい構成でした。
それにしても面白い要素が沢山だったので笑いが多く、いつものバレエを見た後とは違う気分でした。
針山真実
Mami Hariyama
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チェコへいってきます。2006.06.15 Thursday
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おはようございます!
今朝は早起きで、これからすぐ成田空港へ向かいます。
フランス経由でチェコのプラハが目的地です。
CM撮影で10日間くらい行っていることになりそうなので、
現地からもできればブログ更新したいと思います。
ヨーロッパ方面はワールドカップで混雑しているでしょうか!
チェコは以前に行こうとして行けなかったことがあるので
今回は無事に行くことができますように。
いってきます!
針山祐美
Yumi Hariyama
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プラハ城より2006.06.19 Monday
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今日のプラハは真夏のような暑さで外に出るだけで汗が出てくるお天気です。
旅行に来ているわけではないのですが、
時間を見つけては歴史的な場所に足を運んで芸術の歴史を学んでいます。
今日はプラハへ来たら行かずに帰れないと思いプラハ城へ行って来ました。
徒歩でも行く事ができる距離なので、
プラハに住んだら毎日散歩に行ってしまいそうです。
プラハ城は、ギザギザにとがったゴシック様式の建築。
写真では撮りきれませんが横にも広く、とても素晴らしい造りで
言葉にできないほどの細かい作業が施してあります。
昔の人が時間と力を惜しまず力を注いだのだとひしひしと伝わってきます。
お城の周りの教会は天井が丸いバロック様式建築の建物で、
ちょうどコンサートがあると聞き、その場でチケットを買って聴いてきました。
ヘンデルやバッハなどのバロック音楽をその時代の建物のなかで聴いていると無心に近い状態になって聴き入ってしまい本当に心が穏やかになりました。
針山愛美 針山祐美
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フェリとボッカ、最後のマノン2006.06.20 Tuesday
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こんにちは、3姉妹の3番目の真実です。
アメリカンバレエシアターを見に行ってきました!
プリンシパルとして活躍したフリオ・ボッカがアメリカンバレエシアターを引退します。
フリオボッカはテクニックが素晴らしく、でも動きは繊細な踊りで賓のあるダンサー。彼はあの足の甲が有名なアレッサンドラ・フェリとパートナーな事が多く、ジゼルやロミオとジュリエットはこのペアで何度公演されたでしょう。
今週のABTの演目はマノン。
日本ではあまり上演されない公演だと思います。
今週の木曜日、フリオの最後の最後の舞台となり引退セレモニーがあります。勿論このチケットは完売で見に行けないので私は昨日見てきました。
フェリとフリオが主役。舞台装置はとても豪華な舞台で衣装も豪華でした。
フェリの足はやっぱりすごい!この足に勝る足はあるの?というような甲の高さとターンドアウト!(外股)
振り付けの中でなんども足をゆっくり出すところがあってその度に驚きでした。
フリオの踊るところが少ないな・・と思ったんですが、演技しないといけない作品でフェリとボッカの演技や顔の表情をじっくり見ていたら鳥肌が立ちました。
あとパートナリングがとっても高度!なのにこの2人は長年のペアのお陰が息ピッタリ、完璧なパートナリングで、パドドゥは美しく難しいことも軽やかにやっていて、しかも演技が素晴らしい!
やはりこの2人はバレエの歴史に残るパートナーだと思いました。
音楽もとっても素敵でバレエクラスで弾きたいなと思う曲があったので又ビデオを借りてきて弾けるように勉強しようと思います!
フリオが昨日とあとは木曜日で引退なのでこの日の公演も完売。上演後は即スタンディングオベーションでした。すごい拍手でした。
金曜日にはディアナ・ヴィシニョーワとウラジーミル・マラーホフのマノンを見に行く予定です。また違った作品になると思うので楽しみです!!
針山真実
Mami Hariyama
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チェコは晴天です!2006.06.22 Thursday
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チェコへ来て早くも1週間になります。
昼間がとても暑いので夕方は毎日スコールのような夕立がありますが、昼はいつも晴天です。
少し不安だった撮影も、周りの方がGood Good!と言ってくださるのでほっとしています。
でもまだまだ気は抜けません。
今日は観客役のエキストラさんだけで1000人以上が集まって
貸切のスタジアムでバレエを撮影します。
今日はなんとステージのバックに花火を打ち上げるので夜の撮影です。
プラハの夜は22時まで明るく、明け方は4時前に明るくなるので、
6時間以内にすべてやらなければいけないということです。
花火も何度もあげられないので、今日私は1回も失敗できない状況です。
緊張の1日ですが頑張ります。
夜にはまた愛美がベルリンから駆けつけてくれます。
今日の写真はここチェコのプラハ城から街を見下ろして撮りました。
針山祐美
Yumi Hariyama
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